ヘキサグラムの現在には、力(正位置)が出ているように、今、力を温存している状態です。もしかしたら、新たな事業に手を出すか、あるいは、法の目を潜り抜けて、今の状況を脱しようとしているかもしれません。
しかし、妨害に剣のペイジ(逆位置)が出ました。停滞している状態ではあるけれど、整理回収機構が動き出したことで、内部では仲間同士の裏切りが起こっている可能性があります。
コイン易で、朝鮮総連を占いますと天地否(てんちひ):停滞、塞がると出ました。詳細は省きますが、上の組織と下の組織でかみ合わなくなっている状況考えられます。卦の通りに読んでみますと、上部組織は、今の状況を守ろうとしているけれど、下の組織は、混乱状態に乗じて、利権やお金を横取りしてしまおうとか、新たな組織を作ろうといった動きが生じているかもしれません。
3.顕在意識:ペンタクルのクィーン(正位置):包容力がある、奉仕、突破力、堅実的など
潜在意識:剣の2(正位置):行き詰まり、バランスを保つ。自己防衛など。朝鮮総連という組織は、常に、資産や資金に関しては、堅実的な面があります。先にも述べましたが、整理回収機構が入っても、資産は国外に逃しているなど、ある意味で頭がいいでしょう。
しかし、潜在意識には、守りや行き詰まりを意味する、剣の2(正位置)が出ています。このまま、整理回収機構が日和ってくれればいいと思っているでしょう。でも、行き詰まりも感じているようです。
ヘキサグラムは、本心では恋人(正位置)、新たな突破口、平和な状況であってほしいと願っていますが、環境/潜在意識:正義(逆位置)が出ているように。一見、何事も起こっていないように見えますが、実は、不安定で混沌とした状況になっていることが伺えます。
過去:剣のキング(逆位置):独裁者、冷酷、残酷など。過去、バブル期には不動産業界で、近年では、パチンコ業界で荒稼ぎをし、その資金を北朝鮮に提供してきました。その結果、核開発やミサイルの開発などに使われてしまいました。
ヘキサグラムの過去は、タワー(正位置)が出ています。バブル崩壊後、回収困難な不良債権を抱え込む羽目になり、朝鮮総連系で経営していた金融機関が次々と倒産の憂き目を迎えました。さらに、去年、施工されたパチンコ出玉規制法案で、さらに痛手を被る羽目になります。負債も相当なものになりました。
未来:ペンタクルの2(逆位置):ふらふらと定まらない、裏切り、足元をすくわれる。 総連の未来は、今まで、たとえ朝鮮大学校や朝鮮学校が負債返済のために差し押さえられても、各支部の総連組織が資金を出して、買い戻してきました。しかし、それももう出来なくなる未来が待っています。
ヘキサグラムの近い将来には、星(逆位置)が出ました。これからは。様々な損失がますます大きくなっていくでしょう。 今後:棒の7(正位置):抵抗、自己主張、有利など。
今後は、多くの敵と戦わなければならないでしょう。たとえ、形勢が有利だったとしても、
周りから見た朝鮮総連は、ペンタクルのキング(逆位置):不正、汚職、利己主義の温床とみられているため、ますます批判の的となり、解体の機運は高まっていくでしょう。
理想は、カップのキング(正位置):支援、安定、温情など。日本政府に対しては情に訴え、何とか解体を免れたいと思っています。また、在日商工人に訴えて大規模な寄付運動を起こす可能性もあるといいます。(しかし、同胞である彼らも、総連には不信感を持っているため、別に総連が解体してもいいと思っているようです。)
結論:棒の5(逆位置):制御不能、内紛、詐欺、困難の時など結論ですが、これから総連は、内部で対立が激化していくことが予想されます。組織内の裏切りはもちろんのこと、例えば、上位の幹部をだまし討ちしたり、傷害事件が起こるかもしれません。
ヘキサグラムには、月(逆位置)が出ました。今後は、様々なことが明るみにでてくるでしょう。
大アルカナ5枚引きでは、アクシデントに月(正位置)未来にタワー(正位置)、遠い未来には、最後の審判(逆位置)という結果が出ました。
例えば、組織存続のために、何かしら詐欺行為などの犯罪を犯してしまう。その結果、今まで以上に組織の崩壊が起こる。警察によるガサ入れが入ったりするかもしれません。そして、最終的には様々な欺瞞や嘘がばれていく…。
南北朝鮮統一、平和、核放棄といった流れになれば、ますます、総連の存在意義は疑問を持たれることになるでしょう。
次は、ルーンタロットとホロスコープで見ていきます。